京ことばとは、洗練された文化に育てられた
長い歴史をもつ独自の美しい響きをもった言葉。
今回は、その中で「おこしやす」と「おいでやす」の違いについて調べてみた。
「おこしやす」と「おいでやす」の違い
「おこしやす」と「おいでやす」は同じ意味をもつことばだが、微妙にニュアンスが異なり、実は使い分けをしている。
おこしやす
約束をしていたり心待ちにしているお客さんに対して使うことば。
おいでやす
不意の客や一見の客に対してつかうことば。
もし入った店などで「おいでやす」と言われたら、
あまり長居をせずに早々に引き上げるのがベストなのかもしれませんね。
せっかくですから
美しい日本語、美しい「京ことば」をしっかりと学んで、
京都に訪れた時には、
正しいタイミングで、正しい使い方で
ぜひ使ってみたいものです。
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